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SA-5-102

静御前
静御前(白拍子)
静御前は、その美貌だけでなく、義経との雪の吉野山での別離、「しづやしづ ・・・」と頼朝の前で義経へ想い馳せながら舞を披露し、出産した男児を殺められる、といった悲劇性がよりヒロインとしての人気、知名度を確かなものにしているようです。
静御前と言えば、この白拍子の衣装をまとった舞姿が思い浮かぶ人が多いと思いますが、紅白の色彩と水干(すいかん:半透明の白のメッシュ地)の質感は、女性らしい色気を表現しているだけでなく、特に暗い中で光をあてると、その浮かび上がる幻想的な姿は神秘的ですらあります。
一般的に、このような衣装だけの人形は、出来栄えにごまかしが効かず、着物のサイズや仕立てにもかなり気を使いますが、この静御前では、イメージ通りの姿が再現できました。
主要スペック
割毛、烏帽子
義眼・描き眉
衣服 緋地直垂、水干
付属 扇子、太刀
静御前 静御前
静御前の名を聞いて真っ先に思い浮かぶ姿がこの白拍子(男舞)の姿ではないでしょうか?白拍子は平安時代の末期から鎌倉時代にかけて舞いながら歌を歌ったプロの芸人を指しますが、単なる踊り子(ダンサー)と言ったイメージではなく、当時の女性としてはかなりステータスのあるプロ意識の高い自立した職業であったようです。現代で言えば、さしずめ踊りや歌も上手い本格的なショーガールといったところでしょうか。静御前自身、世に出るきっかけとなったのは、京の都で開催された美人コンテストに優勝したからですが、まさに当時の京の都の人々の間で騒がれたアイドル的存在だったのでしょう。
ただ、静御前の人柄そのものは、単に可愛いだけのアイドルとは大分違っていたようです。
女性として自立したプロ意識の高い白拍子であったと言うプライド、源頼朝に召しだされて舞を舞った際に、あえて義経のことを想う歌を歌ったと伝えられる点など、相当に度胸もある芯の強い気丈な性格であったようです。従って、この人形の頭の製作にあたっては、整った顔立ちの中に、特に眼と眉に意志の強さを秘めた顔立ちにするよう注意しています。
1/5スケール
静御前(白拍子)
台座サイズ: W 245mm×
D 185mm×
H 20mm
全体の高さ(台座含む):  440 mm

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