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武田勝頼
Takeda Katsuyori



武田勝頼
家紋
 武田勝頼
 (たけだ かつより
武田勝頼は、名門・武田家の滅亡を招いた武将として、その評価や人気は往々にして高いとは言えません。しかし、調べるほどに、勝頼が決して偉大な信玄の不肖の息子などではなく、むしろ織田信長をはじめとするライバル達も警戒せざるを得ないほどの侮れない武将であったことがわかります。そして滅亡の遠因でもあった財政危機、親族衆の反感、家臣の根強い先代(信玄)崇拝、正式な後継者でなかった点など、そのすべてが実は父・信玄の負の遺産であったことも明らかです。武田家の衰退・滅亡は、既に信玄死去の際に運命づけられていたとも言えるでしょう。信玄が、生存中に富も名声も独り占めにし、後継者を中途半端な立場にしたまま、大きな責任だけ負わせ世を去ってしまった、という見方もできるのです。
そんな悪条件下でも、勝頼は一時的に武田家史上最大の領土を獲得するなど一定の成果を上げますが、いかんせん武田家内部に問題が多すぎ、次第に結束にほころびも目立ち始め、最後は信長に滅ぼされてしまったのは周知の通りです。その様子は「武田崩れ」と評されるように、敵に破れたと言うよりはまさに「自壊」と言った方がよい位あっけないものです。才能に恵まれ孤軍奮闘したものの力及ばず若くして散っていった彼の生き様は、まさに「宿命と闘い続けた悲劇の勇将」と言えるでしょう。
そんな勝頼を健気にも最後まで支え続け、天目山で共に散っていった愛室(北条夫人)とともに念願の人形にしてみました。
武翔

注1) 各人形の写真をクリックすると、アングルの異なる拡大写真と解説をご覧いただけます。
注2) 表示価格には消費税が含まれておりません。なお、本サイト(戦国堂)からのご注文を希望される方は、上記メニューからE-mailをクリックし、メールにてご注文内容をご連絡下さい。
注3) ここでご紹介する武者人形は、他店ではお求めになれない「戦国堂」オリジナルの人形です。
一体ずつ職人の手作りによる製作のため、大量生産はしておりません。また、新作については、頭(かしら)、鎧兜、衣装、その他付属品が揃って初めて組むことができるという非常に手間と時間を要する製作工程のため、企画から完成まで数ヶ月〜半年程度の日数がかかります。各人形とも数体の在庫しか持っておりませんので、品切れの際はご容赦下さい。
注4) 在庫が3体以上あるものについては特に表示をしておりませんが、在庫が2体を切った商品については、青字で在庫数を表示しております。また、赤字で「在庫切れ」とあるものは一時的に在庫を切らしておりますが、後々追加製作し補充される商品です。なお、赤字で「完売御礼」とあるものは、頭やパーツの型がなく、再製作が難しく補充される予定のない商品です。

1/5スケール

SA-5-302
武田勝頼
武田勝頼
(出陣姿)
価格等については、武者人形
(一覧)ページをご参照下さい。


SA-5-303
武田勝頼と北条夫人
武田勝頼夫妻
(武田勝頼と北条夫人・桂林院)
価格等については、武者人形
(一覧)ページをご参照下さい。


戦国堂の武田勝頼人形について

武田勝頼は、信玄の実質的後継者であり信長や家康と争ったという時代背景もあって多くの映画や歴史ドラマに登場しています。しかし、長篠での敗戦や武田家滅亡時の当主としてのマイナスイメージが強いためでしょうか、いずれも、勇敢だが功をあせるあまり深い思慮に欠けるキャラクターとして描かれることが多いようです。こうした一般的見方に対しては、彼の生い立ちや、信玄亡き後の武田家の実情を知れば知るほど反論したくなり、勝頼の無念さを思うと同情を禁じえません。

武田宗家の通字である「信」の字ではなく、諏訪家の通字「頼」の字が名前に使われていることに、武田家における後の勝頼の微妙な立場が象徴的に現れています。数は多くありませんが、武田勝頼を主人公にした小説もいくつか出ています。(作者が勝頼を主人公に書いている位ですから)さすがにこの辺の複雑な事情が詳しく書かれており、苦悩しながら宿命と戦い続け、恵まれた才能を活かせずに力尽きて散っていった悲劇の武将として同情的に描かれています。勝頼を如何ともし難い最悪の環境下ではなく、別の条件下で武将として彼本来の実力を思う存分発揮させてやりたかった、と考えているのは私だけではないようです。

深刻な財政危機(領内の金山は信玄の代にほとんど枯渇)、親族衆の(諏訪家の血を引く)勝頼への反感、有力家臣の根強い先代・信玄に対する個人崇拝、正式に後継者として指名されず単なる陣代(息子信勝の後見人)であった点など制約が多すぎ、武田家滅亡の諸原因はすべて偉大な父・信玄の負の遺産によるものと思えてなりませんが、唯一勝頼自身に原因を求めるとすれば、それは彼が性格的に優しすぎ非情に徹し切れなかった点でしょうか・・・。
乱世において名を成した武将たちは皆、織田信長、徳川家康、伊達政宗しかり、将来の禍根を絶つために肉親を殺すほどの大きな試練を自分に課し乗り越えているものです。彼の父・信玄もその父・信虎を追放し、嫡子・義信を死に追いやっています。勝頼は、穴山信君(梅雪)に代表される反抗的な親族衆に対し最後まで処分を躊躇っていたようですが、この辺りの性格の優しさからくる遠慮というよりは甘さがやはり名門・武田家当主としての彼の限界と言えば限界だったのでしょうか?

私(店主)自身の強烈なシンパシーもあって、この武田勝頼人形を企画するにあたっては、そのキャラクター・イメージを決定するのに試行錯誤を繰り返し、かなり時間をかけることになりました。右上写真のように、鎧兜は赤糸威しの古風なスタイルにし、甲斐源氏の名門・武田家の当主としての姿を象徴的に表現しています。よく知られているように、信玄の正式な後継者は勝頼の嫡子・信勝であって、彼の立場は陣代に過ぎません。従って有名な風林火山(孫子四如)や諏訪法性の本陣旗の戦場での使用も許されておらず、家紋も武田宗家の表紋ではなく、裏紋(花菱)を独自に改良して使っていたようです。人形の陣羽織にもこの彼独自の「剣花菱紋」をプリント、さらに清潔で純粋な若者らしいイメージを象徴的に表すため、全体を白地とし、赤い鎧とのコントラストを際立たせています。

勝頼の人形を作るにあたって、もう一つどうしても実現させたかったのが、継室(北条夫人、桂林院)の人形です。現存する持明院蔵の肖像画にも勝頼、嫡子・信勝(前妻・遠山夫人の子)と共に仲むつまじく描かれており、美人で教養に溢れ性格も穏やかな理想的賢夫人であったようです(快川紹喜の蘭渓字説などより)。この継室・北条夫人については、武田家の危機に際し、武田八幡宮に奉納した願文があまりにも有名ですが、実家・北条家に逃げ戻ることもできたのにもかかわらず、一途に夫勝頼の衰勢挽回を願い、最後の時まで勝頼を支え従ったその健気さは感動的であり、儚く散っていったその覚悟はとても19歳の若い女性のものとは思えません。

右の写真は、若く純粋な勝頼夫妻が新府城退去後、小山田氏の裏切りで岩殿城入場を拒絶され、天目山を目指し絶望的な逃避行を続ける中、いよいよ終焉の時を迎え、追手との最後の戦いに望む勝頼と見送る北条夫人の姿を想い描き再現したものです。覚悟を決めた二人の表情に悲壮感は無く、むしろ清々しさすら感じられます。

表情やポーズの固定された人形にどれだけ深いドラマ性を持たせることができるか、言い換えれば、人形からどれだけイメージを膨らませることができるか、という点は戦国堂の人形製作における永遠のテーマです。武田勝頼と夫人をよく知るファンの方に、在りし日の夫妻のあり様を思い描いていただけるのならば望外の喜びです。

武田勝頼 人形
武田勝頼 人形

武田勝頼 陣羽織
陣羽織(剣花菱紋)


武田勝頼親子
(勝頼、継室・北条夫人、嫡子・信勝)



天目山麓・田野における勝頼夫妻


武田勝頼の肖像画と銅像
武田勝頼 武田勝頼 武田勝頼 肖像 武田勝頼 銅像
武田勝頼像
武田勝頼像
武田勝頼像
(高野山持明院蔵)
武田勝頼像
(JR甲斐大和駅)

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